シーズン16お疲れ様でした!
最終4380位 レート1768
今回は自己最高の最終レート1768を達成することができました。前期から使っていたランドカイナ軸を今の環境にさらにマッチさせていきました。
前期記事↓
過去の記録:シーズン7 最終2744位 瞬間最高レート1792)
◎構築経緯
前期もランドカイナを使っていましたが、もっと使いこなせるんじゃないかという不完全燃焼で終わった感じでした。今季は試合数をこなす中で、強い動かし方を体で覚えていこうと思いました。
とりあえず、特殊全般を見れて積み展開も地割れでなんとかできるチョッキランドロス、
物理全般を見れるテツノカイナは確定。
物理エースに、今の環境はこだわり悪テラスかみくだくの通りが良いなと思ってパオジアン。(環境中盤からそうではなくなったが…。)
特殊エースに一貫を作りやすいメガネハバタクカミ。
重めのドヒドディンルーやツツミ、アシレ、ブリにも仕事できる最強の補完枠 C特化ダウンロードポリゴン2。
選出誘導をして、パオの通りをよくできるキノガッサ。
この6体でシーズン前半は戦っていましたが、
中盤から剣舞ウーラオス、鉄壁ブリジュラス、剣舞パオが急増。
そして薄々気づいていたランドカイナの弱点である、積み展開に弱い部分と向き合わなければいけないと思い、迷走しました。色々試す中で出した答えは、
ハバタクカミを外してメガネドラパルトを採用しました。これが構築にフィットしました。
※しかもハバタクカミは選出率13%と置物になってたし、選出しても勝率3割と扱いきれなかった。
(相談に乗っていただいた方からいただいたステラカミも試して、妖テラカミより使用感が良かったが、やはり扱いきれず…。申し訳ないです…。)
ウーラのすいりゅうを受けれるし、剣舞積まれてもアクジェで落とされない!
ドラパは物理ポケに見えるため、持久力ブリジュラスも突っ張ってくれるため倒せる&ボディプレスも無効!
さらに、重めだったガチグマへも負荷をかけられる。
最後に、メガネハバタクカミ抑制、積みウーラ抑制、積みブリジュラス抑制の選出誘導ができる ちょすいドオーを入れて構築は完成した。
ちなみに、この6体の全体の使用率の平均順位は30位です。
◎基本選出
①ランドカイナパオ
→悪テラスかみくだくを半減でも受からなさそうなら、ガンガン起用。
②ランドカイナドラパ
→ウーラ、ブリジュラス入りには積極的にこちら。シーズン後半は、基本こちら。
ラティハッサム系→パオジアン
ドヒド、ディンルー、ツツミ入り→ポリ2
受けループ→ランドロス、パオジアン、ドラパルトorポリ2
コノヨザル入り→パオ先発でサイコファング
ランドカイナポリ2の選出も結構いいです。パワー足りないかなと思いましたが、安定感のある戦いができます。
◎個体紹介
性格: しんちょう(D↑C↓)
努力値: H212 A76 B4 D220 S4
テラス: 鋼
特性:いかく
持ち物:とつげきチョッキ
A→無振りカミ 地震 確定1発
D→カミのC特化メガネムンフォ 2耐え
ハバタクカミに非常に強い。前期との変更点は素早さを落として攻撃に振ったところ。これによって、ほとんどのメガネカミに対して、地震でワンパンできるようになった。
あまえるカミなら、がんぷう2回→とんぼ→パオ着地。
元々くさむすびを入れていたが、ガチグマやウーラオスが毒テラスも一時的に増えたことで、逆に起点にされたり、防御上がったフェアリーテラスブリジュラスなど突破困難なポケモンも増えてきたので、地割れを採用。試行回数は基本3回保証されます。
初手ガチグマに対しては、じしん→とんぼ→ドラパのりゅうせいぐんで対処。(いきなりノマテラ切られたら、かなりキツイです…。)
試合の8割は初手置きできる性能でした。HP1でも生き残っていれば、あとで威嚇も入れ直せるし、電磁波も無効だし、好き勝手にボルチェンや地震を打たせない性能は唯一無二です。
※先発カイリューと当たった場合
①特殊が相手多いならランドの体力管理優先して、カイナに素引き
②遅そうなカイリューや、相手の裏に特殊少なめなら、とんぼ
選出率1位(91%で選出)
テツノカイナ
性格: わんぱく(B↑C↓)
努力値: H220 B252 S36
テラス: 水
特性:クォークチャージ
持ち物:オボンのみ
・H→無振りハバタクカミのムンフォ確定耐え
・素早さ→素早さ4振り暁月ガチグマ+4
物理ポケモンには基本勝てるが、積みの起点になるところだけが難点。ハチマキ火力も苦手ではある。炎ポンのゴリ押しもきつめ。
パオランドの並びが相手の選出画面であったら、パオvsカイナの対面を作ったあとはランドに絶対引いてくるので、れいとうパンチをドヤ顔で押します。なぜなら この構築は相手のランドを誘います。
ドレインパンチとオボンで確定数をズラし、
冷凍パンチで無限の勝ち筋もある。
ボルトチェンジを有利対面や積まれる展開のときに押せるのもよい。
さらに、地味に特殊技も1発は耐えることが多い。
相手の積みに合わせて、剣舞や鉄壁を採用しようかなとも思いましたが、攻めサイクル構築ではなく、対面構築になってしまうと思ったので、よさが生まれないと思い、非採用としました。
(使用率2位 88%で選出。)
ドラパルト
性格: おくびょう(S↑A↓)
努力値: H12 B4 C252 D28 S212
テラス: ドラゴン
特性:のろわれボディ
持ち物:こだわりメガネ
◎ダメージ計算
HB
①テラス後、特化パオジアンのふいうち+ステロ1回を確定耐え
②テラス後、特化パオの悪テラスふいうち確定耐え
③特化ウーラオスの冷凍パンチを確定耐え
④特化ランドの地震も飛行テラバーストも確定耐え
HD
①C252テツノツツミのフリドラ94%で耐える
②テラス後、特化メガネサーフゴーのシャドボ94%で耐える
C
りゅうせいぐん
H252ウーラオス 確定1発
H252ブリジュラス 93%で1発
H252オーガポン テラスすれば確定1発
H252ガチグマ テラスすれば確定1発
H252チョッキガチグマ テラスすれば80〜94%
H252キョジ テラスすれば87%で1発
HD特化チョッキランド テラスすれば流星2回で89%で落とせる
シャドーボール
H252ハバタクカミ 82〜97%
H252サーフゴー 81%で1発
S 最速135族抜き
新エース。
◎絶対ほかのポケモンでテラス切らないって試合は起用する。
→テラス切らないと火力出ない
◎big6系統に積極的に起用。
◎ブリジュラス、ガチグマ、ウーラオス、オーガポン入りに結構戦える。
◎先発では基本使わない。
先発で起点作成したり、物理型を相手は真っ先に想定するので、メガネドラパは1ターンの隙を作ることができるのが強み。ハバカミがエースよりもメタられない分、使いやすいです。
のろわれボディで、こだわり技をロックしたり、すいりゅうれんだは呪われ判定3回あったりと上振れ要素になる。身代わりを張られることも減っているため、呪われボディのほうが活躍の場が大きい。
ただ、メインウェポンが命中90のりゅうせいぐんなので、勝てる試合も1割で落とすという覚悟が必要であるし、地割れなどと違って当てたところで勝てる確率が上がるわけでもないのが難点。フェアリーテラスにも弱い。
ブエナカミに圧倒的に弱いので、選出するときはランドもセットが基本となる。
ドラパ採用前は炎ポン入りの勝率も落ちていたが、少し上がった。本当に剣舞ウーラや積みジュラスに強いのも強み。鬼火持ちやアーマーガアが重かったが抗えるようになったのは大きい。
無効にならない安定技でもあり、鋼テラスやハッサムへの打点になる火炎放射は採用して良かったなと思います。
とんぼがえりで、型の誤認も誘えるのも強み。神速無効もえらい。
環境トップに十分刺さるポケモンでした。
ドラパ選出時の勝率は6割超え。
中盤以降、使用率3位(51%)
パオジアン
性格: いじっぱり(A↑C↓)
努力値: B4 A252 S252
テラス: 悪
特性:わざわいのつるぎ
持ち物:こだわりハチマキ
知って得する耐久ライン
②無振り剣舞ウーラの水テラス神秘の雫アクジェを確定耐え
③特化ガチグマのしんくうはをテラス後、確定耐え
④特化カイリューの1舞しんそく確定耐え=特化カイリューのノマテラ神速確定耐え
本当に悪テラかみくだくをぶっ放してるだけで、相手が受からない火力となる。フェアリーテラスも一定のポケモンしかいないので、かなり悪の通りが良い。大体のハッサム、オーガポン、サーフゴー、ラティ系をワンパンできる。
サイコファングは水ラオスへの打点にもなるほか、先発コノヨに合わせて当てるのも強かったです。(いのちがけでランドカイナを崩されるのを防ぐ。H252振りならワンパン。)
中盤にかけて ゴリ押しかみくだくが刺さらなくなってきて、ドラパを選出することが増えたので使用率4位。(シーズン通して69%)
性格: ひかえめ(C↑A↓)
努力値: H220 B4 C252 D4 S20
テラス: どく
特性:ダウンロード
持ち物:しんかのきせき
・S:4振り60族+2
最強の補完枠。ランドカイナの天敵である、テツノツツミ、ディンルーに強い。ドヒドイデにも強い。ダウンロードで特攻が上がれば、本当に火力お化けになる。耐久も文句なし。
また、サーフゴーにやることないと思われがちなので、「ポリ2なんてトリックで起点にしちゃお」といってトリックを押してきたサーフゴーからメガネを手に入れれば そのままワンパン。スカーフなら次のターンも上からシャドボを打てるので、対面で勝ててしまいます。
さらに、ヘイラッシャ、アシレーヌやブリジュラス、ガチグマにも仕事ができ、選出したら必ず一定の活躍をする。ランドカイナポリ2という選出も多く、基本選出に縛られずに今季は使えた。ポリ2起用した試合は、ちゃんと勝率6割を超えている。
毒びし回収、どくどく無効、さらにフェアリーや格闘技でゴリ押されてもいいよう、どくテラスで採用。
ガチグマのトリル展開にも強いかも…?と最終盤に気づき始めました。はたきおとす持ちを選出誘導できるのも強み。
選出率5位(約20%)
ドオー
性格: しんちょう(D↑C↓)
努力値: H252 B4 D252
テラス: ノーマル
特性:ちょすい
持ち物:きあいのタスキ
1試合も使っていません。ただ、今は、ちょすいHBのイメージを持たれているので、選出画面で以下の圧力があります。
雨パ抑制
積み系のウーラ抑制、
アシレーヌ抑制、
積み系のブリジュラス抑制、
タケルライコ抑制
メガネカミ抑制
また、以下のポケモンを呼ぶ
パオジアン誘発
ガチグマ誘発
挑発持ち(ハバカミなど)
サーフゴー誘発
型としては晴れホムラでイージーウィンを許す展開が多かったので、ステロまかれなければタスキカウンターを決めれるなと思い、タスキカウンター型での採用です。
また、ノマテラちょすいだとイダイトウにも負けなくなるので、ノマテラで採用。
最後の補完枠のパーツとなった。
使用率6位(使ってません)
★倒すルート
ドラパ選出しない場合
◎重めのポケモン
・フェアリーテラス全般
→キョジオーン、カイリュー、ブリジュラス、ヘイラッシャなどが妖になったら地割れルートになりがち。
・ガチグマ
→被害が大きすぎる。
・壁展開
→アローラキュウコンの展開が重め。
・先発パワフルハーブのキラフロル
→草テラスして3タテされました。
→胞子の一貫を切れないので、かなりキツイです。
◎感想
今回は本気でレート1800を狙いに行きました。睡眠を削ったり、他の趣味の時間を減らしたり、本気で向き合いました。
バトメモでの分析や反省も欠かさず行いました。
対戦数もこれまで1シーズン平均すると80試合くらい、多くても130試合くらいでしたが、今季はなんと294戦しました。
1ヶ月前よりは確実に強くなった、プレイングも磨かれたという自信も少しつきました。それでも到達できなかったレート1800。
・敗因
苦手構築は割り切っていましたが、その数が中盤から増加。環境の変化に適応するために、5回くらい構築の一部をいじりました。幅広い構築に対応できなかったのが今季の敗因かなと思います。正直ランドカイナは、もう逆風だとは感じてはいました…。構築を丸ごと変える勇気は出ませんでした…。
自己ベストのレートは到達したものの、294戦で結果的には少ししか自己ベストを更新できませんでした。ですか結果は置いておいて、その過程での努力を自分に褒めてあげたいと思います。ここまでポケモンと向き合ったシーズンは本当になかったし、楽しかったです!
さて、シーズン17はレギュF最後にはなりますが、今季は1800は狙いません。ちょっと疲れたという理由が第1ですが、他の趣味に時間をあてたり、ネタポケを使ってみたり、ポケモンの対戦動画を作ったりする時間を取りたいなと思っています。
たくさんの方々からアドバイスや応援の言葉をかけていただき、今季は本当に逃げずに戦うことが出来ました。ありがとうございました。
ランクマを楽しむ方々の、何かのヒントになれば幸いです。
そして、前期から約400試合も付き合ってくれたランドロスとテツノカイナ本当にありがとう!
↓自分のランクマをするにあたっての思考回路もまとめてみました。
https://games-diary.hatenablog.com/entry/2024/04/02/232548
★最後に今季の対戦データ